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日本キリスト宣教団

グレースチャーチ

 2025年3月 23日
「キリストの和解の使者として」     メッセージを聞く 

みことば   (Ⅱコリント5:18~19)
「(18)これらのことはすべて、神から出ています。神は、キリストによって私たちをご自分と和解させ、また、和解の務めを私たちに与えてください
ました。(19)すなわち、神はキリストにあって、この世をご自分と和解させ、背きの責任を人々に負わせず、和解のことばを私たちに委ねられました。」

A..お父さんを変えた神さまを、私も信じたい
アリソンちゃんという少女は、5歳の時、キリストに従う決心をした。そのきっかけは、いつも怒ってばかりいて卑俗な父親が、キリストを信じてからすっかり変わったことにある。
人は、信者の人間性を見てキリストを判断する。キリスト者はみな、キリストの使者(大使)である。

B.講解の部分の概要
1.内容
16~17 古いものは過ぎ去り、新しい創造に与った。
18~21 私たちは、和解の務めを委ねられた、キリストの使者(大使)である。


C.テキストの講解       
1.Ⅱコリント5:16~17              
a . 17節「ですから、だれでもキリストのうちにある
なら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。

    
b.17節を中心とした使信:
キリストを救い主として受け入れ、主と個人的に交わって生きるなら、神の愛を現すために、日々新しくされる。新しい創造は、キリストを中心とした目的と価値観、展望に変えられ、聖い歩みとなって現れる。

c.ウイリアム・スミス・クラーク
札幌農学校二期生で、留学先のアマースト大学でもクラークと会った内村鑑三が、クラークの臨終のことばを伝えている。「余の生涯の事業にして、一として誇るに足るべきものあるなし。ただ日本札幌に於る八ヶ月間のキリスト教伝播こそ、余が今日死に就かんとする際、余を慰むるに足るの唯一の事業なれ」。福音の使者としてお仕えできることが、キリスト者にとって、最高の恵み、充実した意義ある人生とされる。
 クラークは1876年、開拓使長官の黒田清隆に招かれて、札幌農学校の教頭に就任する。到着前の船上で、学生の道徳問題について、やり取りをした。クラークが「聖書を教えることが唯一の道徳教育です」と答えると、「それは賛成しかねます。わが国はわが国の宗教があるので、ヤソ教を教えるのだけは勘弁して下さい」と断ると、クラークも「私の道徳はすべて聖書の中にあります。聖書抜きでは道徳を教えることはできません」と譲らない。こうして意見が一致しないまま北海道に到着し、ついに黒田の方が折れた。「先生がお考えを曲げられないなら、仕方がありません。生徒に聖書を与えることを許可します。但し、余り周りに分からないようにして下さい」。
そして、新渡戸稲造や内村鑑三等の「福音の大使」が育てられていった。

2.Ⅱコリント5:18~21             
a . 20節「こういうわけで、神が私たちを通して勧めておられるのですから、私たちはキリストに代わる使節なのです。私たちはキリストに代わって願います。神と和解させていただきなさい。」  
              
b.20節を中心とした使信:
自分では償うことのできない人間の罪を、神がキリストの犠牲により帳消しにして下さった。それを知る時、私たちは感謝の念に溢れ、自発的にキリストの使者としての役目を果たしていく。使者の働きは、小さなキリストとなって神の愛を現すことである。人々は、その使者を見て、その主人である神を理解する。

c.Ambassadors for Christ
パウロは自分自身を「大使」と呼んでいる。
大使:「特命全権大使」の略
 特命:特別の命令、特別の任務(のために)
 全権:特別の事柄を処理するいっさいの権限
 大使:国家や君主の代表として、他国に派遣される者。
元首から他国の元首にあてて派遣される、本国政府の代表者として、第一位の外交使節。
主の弟子となる者、主に従う者の姿を、イエス様は譬えを用いて語られた。→ルカ14:28~33
(「塔を築く為の事前の計算」、「講和を求める」必要性)

D.結び 
1.a .キリストに出会い、個人的に交わりながら生きるなら、神の愛を現す為に日々新たにされる。
  b.キリストの愛を知った者は、神の愛を現す大使となる。
2.人は私たちの姿を見て、神を理解する。小さなキリストと呼ばれるに相応しい者として頂こう。

『ティンデル聖書注解-コリント人への手紙第Ⅱ』、『コリントの信徒への手紙二』加藤常昭、「御翼」佐藤 順、『100人の聖書』篠原 元、他




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