那須塩原グレースチャーチ
2025年2月9日 |
「主と同じ姿に変えられていく」 メッセージを聞く みことば (Ⅱコリント3:18) 「私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これは まさに、御霊なる主の働きによるのです。」 A.25年の歴史を刻んで 次週開催の「第25回教会年次総会」資料作成を終え、主が、全てのグレースの、人的、物質的、経済的必要を満たして下さるようにと祈る。 「わたしの名を覚えさせるすべての所で、わたしはあなたに臨み、あなたを祝福しよう」(出20:24b) B.講解の部分の概要 1.内容 10~16 キリストに心を向けるとき、救いがわかる。 17~18 主と同じ姿に造り変えられていく。 C.テキストの講解 1.Ⅱコリント3:10~16 a . 16節「しかし、人が主に立ち返るなら、いつでもその覆いは除かれます。」 b.16節を中心とした使信: 聖書は、キリストの贖いだけが人を罪から解放することができることを伝えようとしている。それを分かろうとしないとき、聖書を正しく読むことができない。一方、キリストの贖いに信頼するなら、人は神の子として、平安、柔和、愛に満ちた生活ができるような力を神からいただくことができる。 c.試練の中、ベートーヴェンを支えた神への信仰 ベートーヴェンの人生は試練の連続だった。酒びたりで暴力を振るう父親により、彼は幼い頃からピアノ等を強制的に習わされ、既に十代の頃から音楽で家計を支えねばならなかった。やがて両親が他界し、彼自身も難聴が悪化。ついに完全に聴力を失う。 そんな中でもベートーヴェンは生きる希望を失わず、人々を慰め、励ましたいと作曲を続けた。難聴が悪化する31歳時に書いた言葉。「神よ、御身は私の心の奥を照覧されて、それを識っていられる。この心の中には人々への愛と善行への好みとが在ることを御身こそ識っていられる。」 苦悩や試練の中で、ベートーヴェンを支えたのは、神への信仰だった。 2.Ⅱコリント3:17~18 a . 18節「私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」 b.18節を中心とした使信 :「人が主に立ち返る」時、新生し、失われた「神のかたち」が回復される。そして、聖化の過程において、キリスト者は「主の栄光を反映させながら」世の光として輝き「栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられて行き」、ついに最後の栄化において「主と同じ姿に変えられる」。この救いの全過程において、それを成し遂げられるのは、「御霊なる主の働き」による。 c.映画監督:山田火砂子氏の召天(享年92歳) 「現代ぷろだくしょん(株)」設立。2024年迄に、約20の映画製作。障害を持つ娘さんの母でもあり、学校、施設、イベント等で、福祉・教育・子育て・平和など幅広いテーマで講演活動や映画を製作。 「はだしのゲン」(映画/プロデューサー) 「死線を越えて 賀川豊彦物語」:社会運動家 「エンジェルがとんだ日」:30年の実話アニメ 「石井のおとうさんありがとう」:明治時代、 岡山に日本初の孤児院を作った石井十次。 「大地の詩 留岡幸助物語」:「不良少年厚生の父」「母 小林多喜二の母の物語」原作:三浦綾子『母』 「一粒の麦 荻野吟子の生涯」:日本初の女性医師「われ弱ければ-矢嶋楫子伝」:矯風会初代会頭 「わたしのかあさん」 → 山田氏は、透析の身体であられたが、映画上映時には、杖をついて挨拶の為に舞台に駆けつけ、最後まで精力的に、ご自身の使命を果たされた。 聖化の道を歩ませていただこう。 D.結び 1.a .聖書は、キリストの贖いだけが人を罪から解放することができることを伝えている。 b.そのキリストに従うとき、罪から解放され、「栄光から栄光へと、主と同じ姿に」変えられていく。 2.真の「自由」は、御霊による自由であり、愛のわざをその結果としてもたらす自由である。「御霊なる主の働き」に人生を明け渡していこう。 『ティンデル聖書注解-コリント人への手紙第Ⅱ』、『コリントの信徒への手紙二』加藤常昭、「御翼」佐藤 順、他 |
住所 〒329-2801
栃木県那須塩原市関谷2043-6
TEL,FAX 0287-34-1017